武揚館道場

武揚館道場は福岡県の南部、雄大な筑後平野が広がる久留米市にあります。
 創設は故末次留蔵(剣道・居合道・銃剣道範士)によって、昭和6年に創られました。おかげさまで今年で78周年を迎えることになりました。
現在は2代目館長、末次正尚(剣道教士八段・居合道教士七段)によって引き継がれております。
 これからも武揚館道場は、子供達の教育、剣道界の発展に前向きに努力していきたいと考えておりますので、初めて知られ方も昔道場に通われた方も、どうぞ宜しくお願い致します。
 皆さんで日本の良き文化を盛り上げていきましょう!!


剣道

剣道は昔、素盃鳴尊(スサノオミコト)が出雲の国で十握(トツカ)の劔を以て八岐の大蛇を斬った頃より起こり、平安時代に劔から日本独特の湾刀・鎬作りの日本刀に変化し、更に江戸時代に柳生但馬守宗矩により、武士としての人間形成を目指す「活人剣」へと昇華し、技術論のみに止まらず生き方に関する心法に迄拡がった。
 一方名称も太刀打兵法から始まり、大正に入り無刀流を開悟された山岡鉄舟先生により剣道と呼ばれるようになった。






居合道について

居合とは居ながらにして、刀の抜き方、納め方、刀法及び防禦法の諸法を修錬するものである。
現在の居合道は足利時代の末期(西暦806年〜809年)に奥州の住人、林崎甚助重信(居合道中興の祖)に端をほっして発している。





居合道について



杖道とは、木剣を持つ相手(打太刀)に対して杖(長さ1.28m、径2.4cmの樫の丸棒)を使い形を修錬することによって、心身の鍛練を目的とした武道です。
創始者(夢想権之助勝吉)は宮本武蔵の十字留に破れ、太宰府宝満山にこもり杖術を創始し十字留を破ったと伝えられています。その後、夢想権之助は福岡黒田藩に召し抱えられ、杖術(杖道)は門外不出の御留の武術として伝承されました。明治以降、福岡で修行した先人が全国に普及活動をし、各県に拡がり昭和31年には全日本剣道連盟に加盟し、全国、世界に普及しました。
福岡が誇る郷土の伝統古武道(神道夢想流杖道)です。


住所   福岡県久留米市西町1509番地

電話番号0942-32-7225